システムイメージの作成と復元 のバックアップ(No.2)

システムイメージの作成と復元 Edit



今回はWindows 7から導入された[システムイメージの作成]について取り上げる。


この機能はMBR形式でもGPT形式でも、それを意識することなく、コントロールパネルから簡単にダイアログを使ってローカルのハードディスクまたはDVD-Rおよびネットワークに完全なイメージを作ることができる。



システムイメージの作成方法 Edit



自分の慣れた方法で[コントロールパネル]→[バックアップと復元]→[システムイメージの作成]の順に開く


あとはダイアログに従えばイメージが出来上がる。


2枚目の画面でどのパーティションをイメージに含めるかをチェックボックスで決定する。


復元時ディスクドライブはフォーマットされるので、データパーティションがあるなら、それも含めておいた方がいいだろう。



回復ドライブの作成 Edit



システムのイメージから復元するために、回復ドライブを作成しておくと便利だ。


[コントロールパネル]→「回復」→[回復ドライブの作成」の順に開き、16GB以上のUSBメモリを指示に従って取り付ける。


USBメモリはフォーマットされるので、重要なデータはバックアップしてから次に進む。



システムイメージを使った復元 Edit



BIOSの起動優先順位をハードディスクを最後にするか、ブートメニューから[回復ドライブの作成]で作成したUSBメモリを装着して電源を入れる。


起動したメニューから[トラブルシューティング]→[詳細オプション]→[システムイメージを使用して復元]の順に選びダイアログに従って進めていけば完了する。



注意事項 Edit



次の点に注意してほしい。


  • システムイメージはクリーンインストールしたときなど最良な状況を保存すること
  • 復元操作は目が見える人に必ず手伝ってもらえる環境で行うこと
  • ソフトウェアのバージョンや設定内容データなど、全てそのイメージの時点に戻る
  • ハードディスクそのものが破損していると復元に失敗する
  • 上の事から、応急的な対策ではなく、システムが稼働しているが不安定な時の予備として考えること
    以前に紹介したCUIでバックアップと復元と合わせて上手に使い分けてもらいたい。

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