視覚障害者のためのWindows活用術 Wiki
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最新Windows10のIMEとスクリーンリーダーの相性が悪い件
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***以前のバージョンのIMEを使う [#ff9884ad] #br これはWindowsが下位互換として残している、従来のIMEを使えるということ。 手順は -[Windows]キー+[i]キーを押して設定を開く -[時刻と言語]→[言語]の順に選択する -[TAB]キーで[優先する言語]欄の[日本語]を選択し、更に[TAB]キーを1回押して[オプション]を選択する -[Microsoft IME 入力方式エディター]まで[TAB]キーで移動して展開したら、更にもう1回[TAB]キーを押して[オプション]を選択する -[全般]ボタンを押して、[TAB]キーで[互換性]の欄の[以前のバージョンの Microsoft IME を使う]トグルボタンを[On]にする -[ALT]キー+[F4]キーまたは[ALT]キー+[SPACE]キーで[システムメニュー]を開き[閉じる(c)]を選んでウィンドウを閉じる #br システムの再起動後に設定が有効になるようだ。 #br #br
*最新Windows10のIMEとスクリーンリーダーの相性が悪い件 [#bcba95c0] #br 先日Windowsの最新版Windows 10 Version 20H2V2をインストールしたら、IMEとの相性が悪くなった。 #br 主な点だけ列挙してみる。 -入力した文字が読み上げられないことがある -詳細音訓読みで音読みしか読まない -選択候補が読み上げられないことがある #br 全盲者にとっては、漢字かな混じりの文章を書くには困る。 健常者にもIMEが変わって気に入らないという人がいたのは知っているが、そんな状況ではない。 #br 早速Google先生に聞いてみた。 IMEの使用変更の記事が賛否も含めて出てくるは、出てくるは。 #br #br **相性を悪くしている要因 [#e0692753] #br Windows 10 Ver. 2004から、AndroidやiOSのように日本語入力の状態で文字を入力すると画面に予測候補が表示される変更が行われた。 #br スクリーンリーダーの開発が追いついておらず、1つのキーを押すたびに画面が変化し…。 健常者は、その予測候補をマウスやタッチ操作で入力を確定することができる。 #br 予測候補リストが表示された状態で、[TAB]キーを押すと、予測候補リストの中を移動できて[ENTER]キーで入力を確定できる。 #br がしかし、読んでくれても一文字説明読みではないのと、読んだり読まなかったり安定していない。 選択肢は -以前のビルドに戻す -IMEをATOKやGoogle 日本語入力などの他の物を使う -IMEの設定をいじくり倒す 1つずつ順番に説明していこう。 #br #br **以前のビルドに戻す [#f418bf53] #br Windows Updateを行って新しいバージョンのWindowsをセットアップした場合は、この方法を使うことができる。 しかし、アップデート後10日以内にだけ許可される。 #br 手順は -[Windows]キー+[I]キーを押して、設定を開く -[更新とセキュリティ]➡[回復]の順に選択する -[以前のビルドに戻す]を選択 -理由を選んで次に進む -[Windows Update]を試すかどうか聞かれるので[行わない]を選択 -あとはダイヤログに従う ☆(注意)処理中はPCは一切使えません。必要なファイル保存などの措置を行ってから実行してくださいね。 #br #br **他のIMEを使う [#u4cf7849] #br なんでも良い訳じゃないのが、全盲の難しいところですよね。 他のIMEも高いですからね。 Google日本語入力なら無料だが。 Windows再インストールするたびにIME入れ直さないとって不便だし。 #br #br **IMEの設定をいじり倒す [#d0f8f608] #br IMEの設定でなんとかなるならそれが一番良いに決まってる。 #br またまたGoogle先生に質問してみた。 検索キーワードは「win10 20H2V2 予測候補 非表示」でとりあえず。 2つの方法が出てきたので1つずつまとめておく。 #br #br ***以前のバージョンのIMEを使う [#ff9884ad] #br これはWindowsが下位互換として残している、従来のIMEを使えるということ。 手順は -[Windows]キー+[i]キーを押して設定を開く -[時刻と言語]→[言語]の順に選択する -[TAB]キーで[優先する言語]欄の[日本語]を選択し、更に[TAB]キーを1回押して[オプション]を選択する -[Microsoft IME 入力方式エディター]まで[TAB]キーで移動して展開したら、更にもう1回[TAB]キーを押して[オプション]を選択する -[全般]ボタンを押して、[TAB]キーで[互換性]の欄の[以前のバージョンの Microsoft IME を使う]トグルボタンを[On]にする -[ALT]キー+[F4]キーまたは[ALT]キー+[SPACE]キーで[システムメニュー]を開き[閉じる(c)]を選んでウィンドウを閉じる #br システムの再起動後に設定が有効になるようだ。 #br #br ***予測候補を出さないようにする [#wc8e4971] #br せっかく盛り込んでくれた機能だがスクリーンリーダーの対応がなされないと使いにくいが、筆者のように新しもの好きな人の場合には、以前のバージョンというだけで悔しい。 #br そんな場合にはこんな手順で -[Windows]キー+[i]キーを押して設定を開く -[時刻と言語]→[言語]の順に選択する -[TAB]キーで[優先する言語]欄の[日本語]を選択し、更に[TAB]キーを1回押して[オプション]を選択する -[Microsoft IME 入力方式エディター]まで[TAB]キーで移動して展開したら、更にもう1回[TAB]キーを押して[オプション]を選択する -[全般]ボタンを押して、[予測候補を表示するまでの文字数を選択する] コンボボックスで[Off]を選択する -[ALT]キー+[F4]キーまたは[ALT]キー+[SPACE]キーで[システムメニュー]を開き[閉じる(c)]を選んでウィンドウを閉じる #br これでもうまく読んでくれない時もあるが、だいぶ使い勝手は良くなる。 #br WindowsのPC使ってる以上、新しい機能に慣れていかないとですな。