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Win10インストール直後に行いたい便利な4つの設定 Edit



今回の内容は特にクリーンインストール直後に役立つ4つの設定を集めて紹介する。


「クリーンインストールってなに」って言う人のために、簡単に説明しておく。


PCを買ってきたときの初期設定直後やどうしても作成したシステムイメージや復元ポイントから復元しても、動作が遅いまたは安定しないときに、Cドライブをフォーマットして再インストールした時のことをクリーンインストールという。
こうすると以前の使っていた時の状態に戻すのには結構な労力を要するが、Windows Updateで更新プログラムがインストールされていく以上、仕方なくやらざるを得ない時がある。


でも、あとの細々した設定をスムーズに進めるために、行っておきたい設定を4つ紹介する。



1.タブレットモードをオフにする Edit


タブレットモードをオフにしても、タブレットタイプのPCで、タップジェスチャーが使えなくなる訳ではない。


タブレットモードになると、デフォルトでは常にスタートメニューが常時前面に広がり、デスクトップにアクセスしづらくなる。


ブルートゥースキーボードなどを使っても、[Windowsキー]+[m]や[Windowsキー]+[d]なども使えない。


私たちキーボードオペレーションが中心になる人にはとても使いにくい状況になってしまう。


そこで、どんな状況でも常にデスクトップモードで使用できるように設定しよう。



  • (1)[Windowsキー]+[i]を押して[設定]を開く。
  • (2)[TABキー]を一度押し設定項目リストに入る。
  • (3)[矢印キー]を使って[システム]を選び[Enterキー]で開く。
  • (4)もう一度[TABキー]を押し、設定内容一覧リストに移動し、[上下矢印キー]で[タブレット モード]を選び[Enterキー]で決定する。
  • (5)[TABキー]で[サインイン時の動作]に移動し[デスクトップ モード]を選ぶ
  • (6)[TABキー]で[デバイスがタブレット モードのオンとオフを自動的に切り替えるとき]を選び[確認もせず切り替えも行わない]を選ぶ。
  • (7)[TABキー]で[ホーム]に移動し、[スペースキー]で設定を確定する。
    以上で設定完了だ。
    念のために再起動する。

2.ロック画面を非表示にする Edit



ロック画面はスマートフォンでいうところの、スリープ状態から電源ボタンを1回押した直後、いろいろな通知が出てくる画面だ。


セキュリティ確保でパスワードを入力しないと復帰できないというメリットもあるが、[この画面が気に入りましたか?]というダイアログが出たりひと手間多くなったり、スクリーンリーダーでロック画面の通知が読めたりするわけではないので、私たち視覚障害者にはお得なモードではない。


プロフェッショナル版の人は[グループポリシーエディタ[gpedit.msc]]を使う方法もあるが、ホームエディション版では使えない。


そこで今回はどちらの版でも可能なレジストリに書き込むファイル[*.reg]形式で変更する方法を紹介する。


このファイルを開くと、自動的に書き込むことができる。


詳しくどこを変更するのか知りたい人は、ファイルを右クリックし、[編集]を選ぶとデフォルトのテキストエディタで内容を確認して、独力で[Windowsキー]+[r]で[ファイル名を指定して実行]または[スタートメニュー]を開き[regedit]と入力して[レジストリエディタ]を選び、[*.reg]の中身を一つずつ辿り、変更してもかまわない。


[レジストリエディタ]は[CTRL]+[z]などは使えないので、独力で変更を行う場合にはご注意を!変更箇所などを誤ると、最悪パソコンが起動できなくなる。


ロックスクリーン非表示


↑のファイルを保存してください。


最悪の起動しなくなることはありませんが、ビルドナンバーによっては、このレジストリを書き込んでも有効にならない可能性を秘めています。適応するのは自己責任でお願いします。


また、どのビルド番号で変更が効かなかったかご親切な方はご報告および加筆していただけると助かります。


ご報告や加筆を参考に、更なる変更を行える場合には最新情報の提供に努めます。



3.オートログオフを解除する Edit



オートログオフは、一定時間スクリーンセーバーが起動すると、Windowsから勝手にログオフされてしまいます。


[コントロールパネル]の[電源オプション]で、「スリープ状態になるまでの時間]や[休止状態になるまでの時間]を[なし]にしても、全く無関係だ。


[設定]の[スクリーンセーバー]を[なし]にして、[スクリーンセーバーからの復帰時にパスワードを求めるのチェックボックス]を「オフ]にしても効果はない。


オートログオフの最大にやっかいなところは、バックグラウンドで行っているコピーやダウンロードなどが全て中断されてしまうということだ。


これはプロフェッショナル・ホーム共に、レジストリしか方法がない。
内容の確認方法や、適応方法は上の項目と同じなので省略する。


オートログオフ非表示


↑のファイルを保存してください。


こちらも最悪の起動しなくなることはありませんが、ビルドナンバーによっては、このレジストリを書き込んでも有効にならない可能性を秘めています。適応するのは自己責任でお願いします。


またどのビルド番号で変更が効かなかったかご親切な方はご報告および加筆していただけると助かります。


ご報告や加筆を参考に、更なる変更を行える場合には最新情報の提供に努めます。



4.画面の明るさを最小限に落とす Edit



私たちが頼るのは基本的にスクリーンリーダーである。


最近のパソコンは、ノートにしろデスクトップにしろ、付属のキーボードには画面の明るさを調節するキーが割り当てられていたり専用のキーが配置されているケースがおおい。


そこで、誰かに見せるときを除いて、画面の明るさを最小限度に落として利用すると、画面が熱くなったり、ノートではバッテリー駆動時の持続時間を延ばすことができる。


全盲で画面表示に全く頼ることがないなら、スライダーを0まで落としても支障はないだろう。


ロービジョンの方でどうしても画面表示を時々必要とする場合にも、スクリーンリーダー使用時には、20%まで下げておいて必要に応じて、キーボードで上げればいい。


ディスプレイの明るさをよく見えるように上げていると、見ていなくてもブルーライトを顔全体に常に浴びることとなり、健康上にもよろしくない。


  • (1)[設定[→[システム]を開く。
  • (2)[ディスプレイ]が選択されているので、[TABキー]で[明るさの変更スライダー]まで移動し、[上下左右矢印キー]か[ホームキー][endキー]で調節する。
  • (3)[TABキー]で[照明が変化したら明るさを自動調節するチェックボックス]を[オフ]、[夜間モードボタン]を[押されていません]にする。
  • (4)[ホーム]を選び[スペースキー]で設定を確定する。
    以上で設定完了だ。

5.まとめ Edit



今回の紹介した4項目はWindows 10にのみ有効な設定が含まれているので注意してほしい。


Windows 7/8/8.1で同様のことを悩んでおられる方がおられれば、調査して記事にしたいと思いますので、トップページのコメント欄にお申し出ください。


また、重ね重ねとはなりますが、十分に注意して作成している[*.reg]ですが、適応は自己責任でお願いします。どんなサイトを参考にレジストリを変更するときも同様です。





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